泣かない美学
おつかれさまです。かおりです。
折り返し地点、水曜日。
いかがお過ごしでしょうか。
今朝、外を歩いていると、前にぴょんぴょん飛ぶように歩く2、3才の男の子とそのお父さん(たぶん)がいました。
そして少し歩いていると、男の子がバタンと転倒してしまったのです。お父さんはさっとしゃがんで起こしてあげようとしていました。
わたしは、あぁ、泣いちゃうんだろうなぁ、と思いながら2人を追い越したのですが、男の子はお父さんの膝になぜか下顎を左右に振って擦り付けながら「ウヴぁゥ…!(すりすりすりすり)」と唸り、泣くのを耐えていたのです。
その様子をみて、かわいいなぁと思いました。
先方から見れば「俺が真剣に痛がってんのにナメてんじゃねぇ!」というような心持ちかもしれないので、失礼がないよう無表情で通り過ぎましたが。
そして、泣くのをたえることができるなんてすごいなぁと思いました。
わたしであれば、泣ける条件が揃ったらここぞとばかりに泣き、同情欲しさにわめき、優しくしてもらう為の小道具として涙を活用しようとするでしょう。
さて、最近まるがドラムのスティックを貸してくれているので、時々じぶんの太ももやタオルをたたいてドラムの練習もどきをしています。
スティックはまるが使い込んだものなので、ところどころ傷んでささくれています。
まるのおさがりスティックを使っていた方が誇らしく心強い気持ちになるので、自分で新しいものを買う気はありません。
それでは、また明日。
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